エピソード9-3「自分の本質(魂)と会話する方法」

 
『ひとつ、ひとつ、手にとってみて、

心地良いか心地悪いかを心で感じるんだ。』

 

ぼくはアーシャに見張られ・・・見守られながら片付けを始めた。

 

『心で感じていることに寄り添うことで、本質の自分と会話することができるんだよ。』

 

「会話?」

 

『そうだよ。

本質の自分とは言葉で会話しないんだ。

心で会話をするんだよ。

感じていることを通してね。

 
今どんな気持ち?気分?感情?

心はどんなふうに感じている?

 

心地良いとき、優くんは優くんの本質と意見が一致している。

心地良くないとき、優くんは優くんの本質の意見と一致していない。』

 

「意見を合わせないといけないの?」

 

『それは自由だよ。

人はね、創造主に自由意志を与えられている。

それが愛だからね。

創造主は決して制限をしない。

全てが自由なんだ。

だからね、どっちを選んだっていいんだよ。』
 

「自由なの?」

 

『そうだよ。

でもね、幸せになりたいなら、魂の意見と一致させたほうがいい。

だって、優くんの魂は優くんの幸せを知っているんだから。

いつだって優くんを幸せに導こうとしてくれているんだから。』

 

「そっか。」

 

『心地良いか心地良くないか、いつも心に問いかけてごらん。』

 

「うん。

でも、心地良くないからって、捨てるのはもったいないな。

なんだか物に対して申し訳ない気持ちになるよ。」

 

綺麗なものは、宅配買取サービスにお願いするとして・・・

汚れているものや絶対売れないだろうなというものは捨てるしかない。