エピソード19-2「宇宙からの祝福、シンクロニシティ②」

 
『優くん、すごいね、シンクロニシティが起きたね。』

 

アーシャも嬉しそうに尻尾をふっている。

 

「ん?

その、シンクロなんとかってなんなの?」

 

『シンクロニシティはね宇宙からの祝福だよ。』

 

「宇宙からの祝福?」

 

『うん。

心地良い気持ちを大切に望みに向かって歩んでいる人へのね。

 

「あなたは正しい道を歩んでいますよ。」

ということを示す宇宙からのサインなんだ。

 

会いたいと思っていた人に偶然会ったり

ふと思い出していた人から連絡がきたり

欲しいと思っていたものをもらえたり

同じ数字を何度もみたり・・・。

 

そういう偶然に思えるような意味のある出来事をシンクロニシティと言うんだ。』

 

「ぼくのもシンクロニシティなの?」

 

『カフェのことを考えていたら、ふと馬渕さんのカフェに行くことを閃いた。

すると馬渕さんから電話がかかってきた。

そして馬渕さんのお嫁さんの雑貨屋さんに焼き菓子を置いてもらえる。

「カフェを開く前に家族や友人以外の人にも食べてもらえる方法はないかな?」

と考えていたことの答えをもらうことができた。

 

これはシンクロニシティだよ。

 
今の優くんは優くんにとっての幸せの流れにのることができているんだ。

そのことを宇宙が教えてくれているんだよ。

 

優くんが優くんの人生の目的に沿って生きているからこそ、

必要なことが完璧なタイミングで起こったんだよ。』

 

「シンクロニシティは誰にでも起こるの?」

 

『優くんのように自分の望みを明確にして、

心地良い気持ちで過ごしつづけている人にシンクロニシティは起こるんだよ。

波動が高くないとシンクロニシティに気付くことができないんだ。』

 

「そうなんだ。

本当に奇跡が起きたね!」

 

『うん!カフェいくのたのしみだな。』

 

「えっと・・・その日はアーシャは一緒にいけないんだ。」

 

『え!?』

 

「ごめんよ。

みっちゃんさんとカフェのなかでお話しすると思うから。」

 

アーシャはガーンという顔をしていた。

お土産をかってきてあげよう・・・。

 
 

<幸せ脳のつくり方メモ>

・正しい道を進んでいるとシンクロニシティが起こる

・正しい道=心地良い気持ちを大切に望みに向かっていること

・波動が高いとシンクロニシティに気付くことができる

 

<読んでくださる皆さまへ>

「」=優が話しています。

『』=アーシャが話しています。