エピソード18-2「理想の自分の姿を脳に思い込ませるには?」

 
「でも、ぼくの夢は叶うか分からないよ。お金もないし・・・。」

 

『優くん、言葉には気をつけないといけないよ。

お金がないという言葉を使わないようにして?』

 

「でも、事実だよ。」

 

『今の事実で、自分を語らなくていい。

優くんは優くんの理想の姿を言葉にするんだ。』

 

「それって、見栄っ張りなんじゃ・・・。」

 

『違うよ。見栄っ張りではないよ。

自分の未来を創るということなんだよ。

自分の人生の創造者は自分なんだよ。

人は思考で思い描く通りの自分になるんだよ。

自分が信じている通りの自分になるんだ。

だからね、今の事実を語り続けていたら、いつまでも理想の自分にはならない。

「今はお金がないから無理。」

って言っていたら「お金がないから無理」な未来を創り続けてしまうんだよ。

だって、それが宇宙の法則なんだから。』

 

「でも、今お金がないのに・・・。」

 

『理想の自分の姿になるためには脳に思い込ませることが大切なんだよ。

信じ込ませることが大切なんだよ。』

 

「どうやって?」

 

『ただ、気持ちを味わえばいいんだ。』

 

「気持ちを味わう?」

 

『お金がない=お金が欲しい

ということだよね。

お金が欲しいっていうことは豊かになりたいっていうことだ。

だからね、豊かさを味わうんだ。』

 

「だから、お金がないから豊かさを味わえないんだってば。」

 

『優くんは豊かだよ。

今日、食べるものに困っている?

今日、着る服がないって困っている?

今日、家がないって困っている?』

 

「困っていない。」

 

『豊かだよ。

カフェを開く資金は今はないかもしれない。

それでも、ご飯を食べることができるお金がある。

今日どんな服を着よう?って迷うことができるほど、服を持っている。

帰ってくる家がある。しかも暖房もクーラーもついている。

なんて豊かなんだろう。

なんて満ち足りているんだろう。』

 

「ほんとだ・・・。

確かに、ぼくはすごく豊かだ。

恵まれている。」

 

『その気持ちを大切にして。

豊かさを味わい続けるんだ。

豊かさに感謝するんだ。

するとね、豊かさはさらに大きくなって優くんに与えられる。』

 

「そんな単純なの?」